「平成26年度広島のモデル賃金」調査結果

モデル賃金とは、学校を卒業したのち直ちに入社し、その後も引き続いて同一企業に勤務し、標準的な昇進をしたものについて、例えば「大学卒・事務・27歳・勤続5年」というように学歴・職種・年齢・勤続年数について設定条件(モデル賃金)をあらかじめ定め、それに該当する者の賃金額を各設定条件ごとに単純算術平均し、その水準を確定する方法である。


調査対象:広島県内13商工会議所会員事業所 (2,627事業所)
調査方法:郵送によるアンケート方式
調査時期:平成26年8月から9月
調査項目:平成26年8月の学歴・年齢・勤続年数別モデル賃金
8月度に平成26年度の賃上げが未了の場合は、賃上げ実施後最初の賃金

モデル賃金のすう勢

モデル賃金の水準を所定労働時間内給与の全業種平均でみると、以下のようになる。

(1)大学卒・事務

22歳(勤続0年)の初任賃金19万4千円台を出発点に、年齢を加えるにしたがって賃金額は増加し、25歳で21万1千円台、30歳24万9千円台、35歳28万2千円台、40歳32万4千円台、50歳39万7千円台、55歳(勤続33年)では42万8千円台とピークを迎え、60歳では39万3千円台となっている。

初任時を基準(=100)として、各年齢における伸びをみると、30歳で1.28倍、40歳で1.67倍、50歳で2.04倍、55歳では2.20倍、60歳では2.02倍程度の伸びとなっている。


(2)短大・高専卒・事務

20歳(勤続0年)17万1千円台、30歳22万9千円台、40歳29万7千円台、50歳33万8千円台、55歳35万4千円台、60歳(勤続40年)では36万円7千円台と、初任賃金の2.14倍程度の伸びとなっている。


(3)高校卒・事務

18歳(勤続0年)16万1千円台、20歳16万8千円台、30歳22万2千円台、40歳28万9千円台、50歳33万4千円台、55歳(勤続37年)では34万9千円台と、初任賃金の2.16倍程度の伸びでピークを迎え、60歳では33万6千円台となっている。


結果概要

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